劇場版「マジンガーZ / INFINITY」を観てきました。
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いつもの様に、事前情報はなるべく仕入れずに観てきました。

大都市ではなく、ローカルな映画館で。
ローカルの映画館はイイですね。 上映前に流れる予告編が洋邦、ジャンルを問わず、様々な作品を紹介してくれます。
大都市の映画館でアニメ作品を観ると、予告もアニメ作品ばかりなのが、個人的には結構辛かったりします(笑) 普段、アニメは観ませんので。


さて、この作品はリメイクではなく、オリジナルシリーズの続編です。

観客は大人の男性がやはり多かったです。
あと父親が息子を連れてきてたり。

背中越しに、子供の「マジンガーZってどんなの?」という問いかけに答える、父親の自慢げな声を聴いていると、こちらまで楽しい気分になってきます。

物語は、オリジナルの10年後。
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謎の遺跡が発掘され、成長した主人公達に、再び危機が。

かなり楽しめました。

オリジナル要素として、マジンガールズという軍所属アイドルが登場。 しかし、これはよく分かりませんでした。
マジンガールズ
永井豪作品として、普通にお色気を楽しめばいいのか?
ヒロインに代わる、新たな女性支援ロボットの操縦者として捉えればいいのか?
はたまた、どこかの誰かに向けたサービスキャラなのか?

話に絡んでこないため、ここだけ異端でした。

本編自体は面白かったです。
映像も綺麗でしたし。 音楽も素晴らしかった。

個人的には、脇役のボスが相分からずイイ奴で。 ここは特に嬉しかったです。


そしてマジンガーの出撃。
兜甲児が「マジーンゴー!!」と叫び、プール(設定上は汚水処理施設)の水が割れ、マジンガーZが出てくる場面では、自然と涙が出てきました。
BGMは勿論「Zのテーマ」(新しく作り直したもので歌なしでした)
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クライマックスでもまた、自然と涙が出てきました。

大変面白い作品でした。



ただ・・・95分という上映時間に対して、話を詰め込み過ぎだったかも知れません。
そこが、とても惜しいと感じました。

もしかすると、予定より尺が短くなったのではないでしょうか?
10分くらい延長した、完全版みたいなものが出てくるのでは・・・・などと想像してしまいます。