宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち 第2章、観てきました。 一応【ネタバレ注意】
宇宙戦艦ヤマト2202 第2章


ヤマトの発進シーンは大画面で見たい。 ただそれだけでした。 今回も事前情報は一切無しで観に行きました。

物語は、なるほど!と思わせてくれる部分があったりと、けっこう楽しめました。







旧「さらば宇宙戦艦ヤマト」がエポックメイキングな大傑作でありながら、
あと一歩、名作になり切れていない理由の一つに、旅立ちの根拠の弱さがあると思います。

今回はそこが、かなり具体的になっていました。

惜しむらくは、限られた時間内に話をまとなければならない為、駆け足進行の展開だったことでしょうか。
苦労をされたのではないかと思います。


そして、第2章の目玉は、なんといっても「ヤマトの発進」。
これを楽しみに来たようなものです。

旧作とは違い、今回は少し慌ただしい発進でしたが、まぁまぁ良かったです。
映像も一応、奇麗でした。

旧作との大きな違いは「揺らがなかった」でしょうか。

「さらば宇宙戦艦ヤマト」の発進では、海面から舞い上がったヤマトが一瞬、姿勢を崩しかけるところがあるのです。(0分54秒付近)


ここにヤマトの「重さ」を感じて、ワタクシは大好きなのですが、今回のヤマトは微動だにせず上昇していきました。
2199からそうでしたが、だいぶ性能が上がっているようですね。 仕方ないです(^^)


旧作のオマージュもありました。 波動砲の砲口に、古代と沖田艦長が立ったり。
あとは終盤、ヤマトがワープを抜けて現れる場面もありますが、ここは「さらば・・・」の終盤でのヤマトを願う1シーンのオマージュ。 懐かしい~と思いつつ楽しませてもらいました。


以下は・・・ボヤキです。













「80年代に帰りたいんだな」というのが感想の半分でしょうか。
良くも悪くも羽原監督作品でした。


「80年代のアニメ」も好きですし「金田アクション」も大好きなワタクシですが、手書き>CGに変えただけで、あとは全部同じ・・というのはちょっと違うんじゃないかと。

敬礼の仕方も「旧ヤマト方式」になっていたのが、結構ショックでした。
「そこはワザワザ戻す必要があるの?」
なんだか羽原監督の自己満足に付き合わされている様です。

オープニングも印象に残らない出来ですし、作画も結構、荒れていました。

(オープニングがイマイチなのは、TV放映の際、新規に主題歌が付けられることを見込んでいるのでしょうか)


キャラクターの輪郭や、影の付き方、表情などなど、結構バラついていました。
2199だったら手直しが入ってディスク発売が遅れるレベルです。
(2199は何度か実際に発売が遅れました)


ただ・・・、もしかするとこれは監督の「80年代への愛」かもしれませんので、なんとも判断が難しいです。
「あ、ここは〇〇の作画だな」などと楽しめた時代の・・・、
アニメーターが自由に描けた時代へのオマージュなのかもしれません。


ヤマト船体も、2種類以上使っている様でした。
2199と同じボディ、今回のメインとなる幅広なボディ、その他にもあるように見えました。


最後に、個人的には、凡百のアニメ的な子供の表現があったのが一番のガッカリでした。
(加藤夫婦の子、空間騎兵隊に手を引かれていたガミラス人の女の子)
結局、こういう画になるのね~と、深いため息が出ました。

「子供を、真面目に描いてください」


【少し書き直しました】


あ、因みに今回の「何ぃ!?」は1回でした。(ブルーレイが来たら再度確かめますが)




緻密に進めたい脚本と、熱血ヒーローアニメから次に進めない監督、それを振り回す人、それに振り回される人(視聴者含みます)。

"宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち"とは、そんな人々の織りなす群像劇なのかもしれません。